夕霧そば
『夕霧そば(商標登録645736号)』は、柚子の上(表)皮を細かくおろし、信州で特に石臼で挽かせた真白いそば粉に混ぜて、特別入念に打った日本で唯一の香り豊かな変わりそばです。
そばの淡白な味と柚子のもつ優雅な香気が良くマッチして、特殊そばとしては最高の気品を誇っております。
評論家の鳥江鉄也先生が、色や香りの優れたこのそばを、ぜひ大阪唯一の名物そばとして育つよう、近松門左衛門作「廓文章」吉田屋の夕霧太夫にちなみ『夕霧そば』と銘名され、以来、その雅味を認められ、広く御嘉賞を享け賜っております。
昭和29年11月25日(約60年前)、大阪府麺類組合連合会・新調理品展示会に、はじめて柚子切りそばを『夕霧そば』の名で出品し、業界内外でも絶賛の声をいただき「最高優位賞」を受賞いたしました。
それ以来お客様に愛され、今日まで多くの方々にご提供させていただいております。
『夕霧そば』の魅力は、白いそば粉に柚子の上(表)皮を練りこんだ香り高いそば、そのものです。
柚子は、毎年11月〜12月にかけて徳島・高知から1年分を確保し、手作業で表皮を剥がし、大切に保存しています。出来るだけ添加物を使わず、自然の風味を生かし、健康に良い物だけを提供させていただいております。
お客様の声
『夕霧そば』は、私のお気に入りの柚子入りおそばです。いつも美味しくいただいています。お店はお初天神から少し入ったところにあり、落ち着いた感じの隠れ家的で知る人ぞ知る名店です。満席で少し待つこともありますが『夕霧そば』のために並んでしまいます。
『夕霧そば』は、口の中で柚子の良い香りが広がります。 一週間位経つと『夕霧そば』好きの私は「また瓢亭のおそば食べたいなあ、誰と食べようかなあ」と考えたりします。先日、名物の『夕霧そば』をいただきました。
柚子の表皮を細かくおろし、白いそば粉に混ぜて特別入念に打ったそば、初めての味わいでした。これをそばつゆに鶏卵を入れて、いただきました。
そばの柚子の香り、味わいに、玉子入りのそばつゆを絡めていただくという、 独特なスタイルにも魅了されました。とても美味しかったです。大晦日は瓢亭さんの『夕霧そば』を二年前から食べることにしています。私の両親や妻、子供もみんなで紅白を見ながら食べました。
ゆずを練り込んだ『夕霧そば』は香りが口の中に広がってとても美味しいです。何人前でも食べれそうな気がします(私は最高で四人前食べたことも)。
贈り物としてもよく利用させていただいています。